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日本オーソモレキュラー医学界設立に寄せて
 
ビクトリア 2003年12月
International Society for Orthomolecular Medicine会長エーブラム・ホッファー(M.D., Ph. D.)


ノーベル賞を二度授賞したリーナス・ポーリング博士は、「私は正常生体分子医療という言葉を作った。これは通常人体に存在し、また健康を保つのに必要とされる成分の体内における濃度を変えることによって健康を維持し、さらに病気の治療をも行う医療のことを言う。」と書いています。1968年発行の科学誌サイエンスで同博士は精神科正常生体分子治療を論じ、精神科正常生体分子治療という新しい分野を開拓されました。これは近代医療および精神医学の中で最も重要な概念のひとつとなっていますが、それは精神科正常生体分子治療が一般的な栄養および個々の栄養素(ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、ホルモン、酵素などが含まれるが, 薬やハーブは含まれない)が果たす重要な役割を強調しているからです。薬やハーブは有用ではありますが、精神科正常生体分子治療には入りません。

H.オズモンド医師の同僚達および私自身もビタミン大量投与治療をおこない、1日あたりのRAD推薦投与量よりはるかに大量のビタミンを投与して治療を実践しておりましたが、ポーリング博士の提唱した名称が正確且つ包括的であるため、我々も以前からこの名称を採用しました。正常生体分子医療の治療法および概念は我々が根気よく続けてきたにもかかわらず数十年間全く無視されてきましたが、最近徐々にある程度受けいれられるようになってきました。そして財団法人国際統合失調症基金(2003年に改名、以前の名称は財団法人カナダ統合失調症基金)、およびInternational Society for Orthomolecular Medicine(ISOM)が精神科正常生体分子治療の理論と実践を活発に推進してきました。私共のISOMは現在17の加盟国を有するものであり、この度の日本オーソモレキュラー医学会の設立を心から歓迎したいと思います。

皆様が今までとは異なる医療の先駆者となるときにはさまざまな問題に遭遇するでしょうが、これは医者が新しいパラダイムとなるべき医療を始めるときに直面する問題と同じです。このことは栄養が医療の中に取り入れられるようになった過程でも同様です。この場合の最初のパラダイムは、適切な食事摂取が健康維持に大きな役割を果たすことが認められたことです。第二のパラダイムは、ビタミンが必須であることが認められたことです。玄米に含まれる食物因子が食餌に絶対不可欠なものであると最初に認めたのは100年以上前の日本国海軍の医療スタッフでした。海軍が玄米の代わりに白米を水兵に与えたところ、水兵が脚気に悩まされることを発見しました。高木医師らは水兵に再び玄米を与えると脚気が治ったことを明らかにし、その数年後に英国のC.フランク医師が、チアミンの分離に成功しました。
1930年頃には、ビタミンの重要性が認められる様になりました。今我々は第三のパラダイムに直面しています。ここではビタミンの少量投与によって欠乏症を予防するだけではなく、ビタミンを症状に合わせて大量にしかも最適に投与して精神分裂症など多くの疾病の治療に役立たせようというものです。このように身体生化学成分正常化医療を含むものが現代のパラダイムなのです。

チアミンの発見に貢献した日本人が、今度は皆様の指導の下に、ビタミンが主要な身体的、精神的な疾病の治療に有効であることを示すことになるでしょう。皆様がこの分野に貢献されることを、真に期待しております。

さらに、私がJapanese Society for Orthomolecular Medicineの名誉会長に就任することを大変名誉に感じております。
また、日本側の会長に阿部博幸先生を指名することを希望いたします。

カナダ、ビクトリア 2003年12月23日
エーブラム・ホッファー
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